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毎日使うシャンプーを変えるだけで、朝の髪の扱いやすさや、ふとしたときの香りの印象は少しずつ変わっていきます。とはいえ、ドラッグストアの棚にもオンラインの検索結果にも、あまりに多くの選択肢が並んでいて、どれが自分に合うのか判断しづらいというのが正直なところではないでしょうか。この記事では、生はちみつ専門店MYHONEYが手がけるヘアケアライン「MY HONEY REMEDY(マイハニー レメディー)」のハニーケアシャンプーとトリートメントについて、成分設計の考え方から使い方、他タイプとの違い、コスパ、口コミの傾向まで、できるかぎり丁寧に整理していきます。

- 髪の悩みは「洗う」という毎日の行為から始まっている
- シャンプー選びで本当に見るべき3つのポイント
- MYHONEYというブランドについて知っておきたいこと
- 生はちみつという発想はどこから来たのか
- 洗浄成分の考え方を整理する
- MY HONEY REMEDY の基本情報を整理する
- 正しい使い方と洗い方のステップ
- トリートメント・ヘアオイルとの併用について
- 使用感と香りのリアルなところ
- メリットとして挙げられる点
- デメリットと注意しておきたい点
- 他のシャンプーとの比較で見えてくる立ち位置
- 髪質別に見た向き・不向き
- 悩み別のアプローチを考える
- 年代別に考えるヘアケアの優先順位
- 季節ごとにケアを変えるという考え方
- やりがちなNG洗髪を振り返る
- よくある誤解を解いておく
- 生活習慣と髪の関係
- コスパを冷静に検証する
- 口コミの傾向を両面から見る
- ヘアケア用語ミニ辞典
- よくある質問15問
- 関連記事もあわせてどうぞ
- まとめ:MY HONEY REMEDYはどんな一本か
- 最後に
髪の悩みは「洗う」という毎日の行為から始まっている
髪について何か気になることが出てきたとき、多くの方がまず思い浮かべるのはトリートメントやヘアオイルといった「あとから足すケア」です。実際、店頭でも通販でも、そうした補修系のアイテムは目立つ場所に並んでいますし、使ったあとの手触りの変化がわかりやすいので満足感も得やすい。ところが、髪の状態を長い目で見たときに、より土台に近いところで影響しているのは、実は毎日おこなっている「洗う」という行為のほうです。一日のうちシャンプーに費やす時間はせいぜい数分ですが、それが週に六回、七回と積み重なれば年間で数百回になります。この数百回の積み重ねが、頭皮の環境や髪の表面の状態を少しずつ形づくっていく。だからこそ、シャンプーというアイテムはヘアケア全体のなかで、地味に見えて実はもっとも影響範囲の広いポジションを占めているのです。
もう少し具体的に考えてみましょう。頭皮には皮脂を分泌する皮脂腺があり、その皮脂は本来、頭皮を乾燥や外部刺激から守るための膜として働いています。ところが洗浄力の強いシャンプーで毎日しっかり洗い上げてしまうと、この膜が必要以上に取り除かれてしまうことがあります。すると頭皮は「足りない」と判断して皮脂を余計に出そうとし、結果として夕方にはベタつきが気になる、という循環が生まれることがあります。逆に洗浄が不十分だと、皮脂や整髪料の残りが毛穴まわりに留まり、においやかゆみといった別の悩みにつながることもある。つまりシャンプーには「落としすぎない」と「ちゃんと落とす」という、一見すると相反する二つの役割を同時に果たすことが求められているわけです。この難しいバランスをどう取るかが、各ブランドの設計思想そのものだと言ってもいいでしょう。
髪そのものについても同じことが言えます。髪の表面はキューティクルと呼ばれるうろこ状の層で覆われていて、これが整然と重なっている状態のとき、光をきれいに反射してツヤのある印象になり、指を通したときの引っかかりも少なくなります。逆にこの層が乱れたり部分的に欠けたりすると、光が散乱して髪がくすんで見えたり、内部の水分が逃げやすくなってパサついた印象になったりします。そして、このキューティクルは濡れているときにもっとも無防備な状態になる。つまり、シャンプー中とその直後こそが、髪にとって最もデリケートな時間帯なのです。この時間帯にどんな環境を用意してあげられるか。そこにシャンプー選びの本質があります。

上の図に整理したように、髪が受けるダメージの要因は決して一つではありません。ドライヤーやヘアアイロンの熱、タオルドライや就寝時の摩擦、カラーやパーマといった化学的な処理、日中の紫外線や空気の乾燥、そして洗いすぎ・すすぎ不足。これらは互いに独立しているわけではなく、むしろ重なり合って影響し合います。たとえば洗浄力の強いシャンプーで頭皮のうるおいが減っている状態でドライヤーの熱を当てれば、乾燥の影響はより強く出やすくなる。逆に、洗う段階でうるおいがある程度保たれていれば、そのあとの工程での負担も相対的に穏やかになりやすい。だからこそ、一番最初の工程であるシャンプーを見直すことは、後続のすべての工程に効いてくる可能性があるのです。
シャンプー選びで本当に見るべき3つのポイント
シャンプーのパッケージには、しばしば魅力的な言葉が並んでいます。「うるおい」「ツヤ」「補修」「ノンシリコン」「オーガニック」。どれも耳に心地よい響きですが、これらの言葉だけで製品の性格を判断するのは実は難しい。なぜなら、これらの多くは明確な基準を持たない表現だからです。では何を見ればいいのか。編集部としては、大きく三つのポイントに絞ることをおすすめしています。
一つめは「洗浄成分の系統」です。シャンプーの中身の大部分は水で、その次に多いのが洗浄成分、つまり界面活性剤です。この洗浄成分がどの系統に属するかで、洗い上がりの性格はかなりの部分が決まります。成分表示は配合量の多い順に並んでいるので、水のすぐあとに来る成分を見れば、そのシャンプーがどんな系統なのかがおおよそ判断できます。二つめは「補助成分の考え方」です。洗浄成分だけでは洗い上がりが物足りない場合に、保湿成分や感触を整える成分が加えられます。ここにどんなものを、どういう意図で入れているかに、ブランドの個性が出ます。三つめは「続けられる価格と入手性」です。どれだけ良い製品でも、続けられなければ意味がありません。詰め替えの有無や、どこで買えるかも含めて考える必要があります。
MY HONEY REMEDYを見るときも、この三つの軸で整理すると理解しやすくなります。洗浄成分の系統という点では、界面活性剤に頼りすぎない設計を掲げている点が特徴的です。補助成分の考え方という点では、生はちみつという素材を単なる添加物ではなく設計の中心に据えている点がユニークです。そして価格と入手性という点では、正直なところドラッグストアの製品と比べれば高価な部類に入り、ここが評価の分かれ目になります。以降の章では、この三つの軸をそれぞれ掘り下げていきます。
MYHONEYというブランドについて知っておきたいこと
MY HONEY REMEDYを理解するには、まず母体であるMYHONEYというブランドの成り立ちを知っておくと腑に落ちやすくなります。MYHONEYはもともとヘアケアブランドとして出発したわけではなく、生はちみつを専門に扱う会社です。ここでいう「生はちみつ」とは、採蜜後に加熱処理をおこなっていないはちみつのこと。一般に流通しているはちみつの多くは、結晶化を防いだり粘度を下げて瓶詰めしやすくしたりする目的で加熱処理をおこなうことがありますが、加熱をすると、はちみつに含まれる酵素の一部は失われてしまいます。生はちみつはこの工程を経ないため、はちみつ本来の成分構成がより保たれた状態になります。
食品としての生はちみつを扱ってきた会社が、その素材をそのまま化粧品の領域に持ち込んだ。これがMY HONEY REMEDYというラインの出発点です。この経緯は製品を見るうえで重要です。というのも、多くの化粧品ブランドにとってはちみつは「保湿成分の一つ」という位置づけであり、配合量も数パーセント以下ということが珍しくありません。それに対してMY HONEY REMEDYは20%という配合率を掲げています。これは化粧品の処方としてはかなり思い切った数字で、素材そのものを扱ってきた会社だからこそ可能になった設計だと言えるでしょう。
もう一つ、水にこだわっている点も見逃せません。シャンプーの成分表示を見ると、ほとんどの製品で最初に「水」と書かれています。つまり中身の大部分は水なのですが、その水がどんな水なのかまで言及するブランドは多くありません。MY HONEY REMEDYは水深200mから汲み上げた海洋深層水を100%使用していると説明しています。海洋深層水は表層水と比べて水温が低く安定しており、ミネラルを含む点が特徴とされています。中身の大部分を占める部分にまで意図を持たせるという姿勢は、ブランドの考え方をよく表しています。
“素材を売ってきた会社が、その素材で洗うものをつくる。順番が逆だからこそ生まれた発想がある。”
ラインナップとしては、ハニーケアシャンプーとハニーケアトリートメントを軸に、ヘアオイル「ザ ハニーオイル ブレス」などが展開されています。また、シャンプー・トリートメントともに詰め替え用が用意されており、続けて使う場合の選択肢が確保されている点も、日常使いを想定した設計だと感じられます。取り扱いは公式オンラインストアのほか、一部の美容室やセレクトショップ、各種オンラインモールなどがあり、販路によって価格が異なる場合があります。
生はちみつという発想はどこから来たのか
はちみつが美容に良いという話は、決して新しいものではありません。古代エジプトや古代ギリシャの時代から、はちみつは食品としてだけでなく、肌や髪の手入れにも用いられてきたという記録があります。日本でも、はちみつを使った民間的な手入れの方法は各地に伝わっています。ただ、こうした「昔から良いと言われている」という話は、そのままでは現代の製品づくりの根拠にはなりません。重要なのは、はちみつという素材が具体的にどんな性質を持っていて、それがヘアケアという文脈でどう働きうるのかを整理することです。
はちみつの主成分は果糖とブドウ糖という糖分で、全体の7割から8割を占めます。糖分には水分を引き寄せて保つ性質があり、これが保湿という観点で注目される理由です。残りの部分に、水分、有機酸、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、そして酵素などが含まれています。ここで鍵になるのが酵素です。ミツバチが花の蜜をはちみつに変える過程で、蜂の体内から酵素が加えられます。この酵素は熱に弱く、一定以上の温度を加えると働きを失ってしまいます。生はちみつが「生」である意味は、まさにこの酵素の状態にあるわけです。

MY HONEY REMEDYが掲げているのは、この酵素の働きを洗浄の一部として活用するという発想です。一般的なシャンプーは、洗浄成分である界面活性剤が汚れを包み込んで水と一緒に流すという仕組みで成り立っています。この仕組み自体は非常に効率的で、だからこそ広く採用されているわけですが、効率が良いということは、落としたくないものまで落としてしまう可能性もあるということです。そこで、界面活性剤の力だけに頼りきるのではなく、はちみつ由来の働きを組み合わせることで、全体としての洗浄の性格を穏やかな方向に寄せていく。これがこの製品の考え方です。
もう少し丁寧に言うと、生はちみつを20%も配合するということは、処方全体の性格を大きく変えることを意味します。糖分が多く含まれる液体は粘度が高くなり、髪や頭皮に留まりやすくなります。また、糖分そのものが水分を抱える働きを持つため、洗っている最中も髪の表面に一定のうるおいが保たれやすい環境が生まれます。実際に使ってみると、テクスチャーがとろりとしていて、一般的なシャンプーとは明らかに手ざわりが違うことに気づくでしょう。この違いは、単なる使用感の演出ではなく、処方構成の必然的な結果だと考えられます。
ただし、ここで冷静に押さえておきたいこともあります。生はちみつに含まれる酵素が、実際の使用条件のもとでどの程度の働きをするのかについて、消費者が客観的に検証することは困難です。また、はちみつを配合しているからといって、それだけであらゆる髪の悩みに応えられるわけでもありません。あくまでも「こういう設計思想でつくられている製品である」という理解にとどめておくのが健全な受け止め方でしょう。この記事でも、効果を断定するのではなく、設計の意図と実際の使用感を分けて記述していきます。
洗浄成分の考え方を整理する
シャンプーの性格を決める最大の要素が洗浄成分であることは先に述べたとおりです。ここでは、主な系統をもう少し詳しく整理しておきましょう。まず「高級アルコール系」。名前に高級とついていますが、これは価格が高いという意味ではなく、化学構造上の分類を指す用語です。ラウレス硫酸ナトリウムなどが代表格で、泡立ちが良く洗浄力も高いため、多くの市販シャンプーで採用されています。皮脂の分泌が多い方やスタイリング剤をよく使う方には合理的な選択肢ですが、頭皮が乾燥しやすい方には洗浄力が強く感じられる場合があります。
次に「アミノ酸系」。ココイルグルタミン酸やラウロイルメチルアラニンなど、アミノ酸を由来とする洗浄成分です。洗浄力は穏やかで、髪や頭皮への刺激が比較的少ないとされ、しっとりとした洗い上がりになりやすいのが特徴です。カラーの色持ちという点でも比較的良いとされます。ただし泡立ちは控えめで、整髪料をしっかり使った日には二度洗いが必要になることもあります。「ベタイン系」はアミノ酸系と近い性格で、低刺激性が高く、ベビーシャンプーにも使われるほど穏やかです。単独では洗浄力が物足りないため、他の成分と組み合わせて使われることが多いタイプです。
「石けん系」は、脂肪酸ナトリウムなどを用いたタイプで、洗浄力が高く、さっぱりとした洗い上がりが得られます。生分解性が高く環境負荷が小さいという評価もあります。一方でアルカリ性であるため、洗ったあとに髪がきしみやすく、専用のリンスなどで整える必要があることが多い。近年注目されている「クリームシャンプー」は、泡立てずに洗うタイプで、洗浄成分の配合量を抑えてトリートメント剤に近い処方になっているものが中心です。乾燥が気になる方には向きますが、皮脂が多い方には物足りなく感じられることもあります。
| 系統 | 洗浄力の目安 | 洗い上がりの印象 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| 高級アルコール系 | しっかり | さっぱり・すっきり | 皮脂が多い/整髪料をよく使う |
| アミノ酸系 | 穏やか | しっとり・やわらか | 乾燥が気になる/カラー毛 |
| ベタイン系 | とても穏やか | マイルド・素直 | 敏感になりやすい/お子さま |
| 石けん系 | しっかり | さっぱり・軽い | ナチュラル志向/脂性肌 |
| はちみつ・酵素系 | 穏やか | しっとり・とろみ | 乾燥・パサつきが気になる |
| クリームシャンプー | 控えめ | しっとり・重め | 強い乾燥・広がりが気になる |
MY HONEY REMEDYはこの表のなかで「はちみつ・酵素系」というやや独自の位置づけになります。界面活性剤をまったく使わないという意味ではなく、生はちみつの高配合によって、洗浄の役割を界面活性剤だけに背負わせない設計にしているという理解が正確でしょう。実際の使用感としても、アミノ酸系に近い穏やかさを持ちつつ、はちみつ特有のとろみとうるおい感が加わったような印象になります。逆に言えば、高級アルコール系のようなキュッとした洗い上がりを好む方には、物足りなく感じられる可能性があります。

上のグラフは「うるおいを残しやすいか」という一つの観点だけでタイプを並べたものです。当然ながら、これは優劣を示すものではありません。皮脂の分泌が多く、夕方には頭皮のベタつきが気になるという方にとっては、うるおいを残しやすいことが必ずしもメリットにはならないからです。自分の頭皮と髪がどんな状態にあるのかを起点に、どの方向の製品を選ぶべきかを考える。この順番を守ることが、シャンプー選びで失敗しないための基本になります。
MY HONEY REMEDY の基本情報を整理する
ここで、製品の基本的なスペックを表にまとめておきます。なお、価格については販路や時期によって差があり、公式ストアと美容室、各種オンラインモールで異なる場合があります。以下はあくまで公開時点での参考情報であり、購入を検討される際は必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
| 項目 | ハニーケアシャンプー | ハニーケアトリートメント |
|---|---|---|
| 内容量 | 250mL | 190g |
| 参考価格(税込) | 4,389円前後 | 3,800円前後 |
| 詰め替え用 | あり | あり |
| 主な特徴 | 生はちみつ20%配合 | 生はちみつ配合の集中ケア |
| ベースの水 | 海洋深層水100%(水深200m) | 海洋深層水使用 |
| 香り | はちみつを思わせるやさしい甘さ | シャンプーと共通の香り |
| 使用の目安 | 1日1回 | シャンプー後に適量 |
この表を見て「思っていたより高い」と感じる方も多いはずです。ドラッグストアで購入できるシャンプーの多くは、同じくらいの容量で1,000円前後、高価格帯のものでも2,000円台に収まることが一般的です。それと比べると、確かにMY HONEY REMEDYは明確に高価格帯に属します。ただし、サロン専売品のカテゴリで比較すると、極端に高いというわけでもありません。この価格をどう捉えるかについては、後半のコスパ検証の章で改めて詳しく扱います。
正しい使い方と洗い方のステップ
どんなに考え抜かれた処方のシャンプーでも、使い方が適切でなければ本来の性格は発揮されにくくなります。特にMY HONEY REMEDYのように洗浄が穏やかなタイプの製品では、洗い方の丁寧さが仕上がりの印象を大きく左右します。逆に言えば、洗い方を少し変えるだけで、同じ製品でも満足度が変わってくるということです。ここでは基本の流れを順を追って整理します。

髪が乾いている状態で、毛先のほうから少しずつブラシを入れて絡まりをほぐしていきます。根元から一気にとかすと、絡まった部分に負担がかかるので避けましょう。この工程で表面のほこりや浮いた汚れがある程度落ちるため、シャンプーの負担そのものを減らすことができます。
36〜38度程度のぬるま湯で、1〜2分かけて頭皮と髪を濡らします。ここを丁寧におこなうだけで、汚れの多くは落ちるとされています。熱いお湯は必要な皮脂まで落としやすくなるため、少しぬるいと感じるくらいの温度が適しています。
適量を手のひらに取り、少量のお湯を加えて軽く伸ばしてから頭皮につけます。とろみのあるテクスチャーなので、そのまま髪につけると一部分に集中しがちです。全体に行き渡らせる意識を持つと、使用量も抑えられます。
爪を立てず、指の腹を使って頭皮を動かすように洗います。ゴシゴシこするのではなく、頭皮を優しく揉みほぐす感覚です。生え際、頭頂部、耳の後ろ、襟足と、部位ごとに意識を向けると洗い残しが減ります。
すすぎ残しはかゆみやにおいの原因になりやすい部分です。特に襟足と耳の後ろは残りやすいので、意識的に流しましょう。ぬるつきが完全になくなるまで、時間をかけてすすぎます。
頭皮につけると重さやべたつきの原因になることがあります。水気を軽く切ってから、中間から毛先を中心になじませ、数分置いてからしっかりすすぎます。
特に強調しておきたいのが「二度洗い」についてです。MY HONEY REMEDYのように洗浄が穏やかなシャンプーでは、整髪料を使った日や皮脂が多い日には、一度の洗浄では物足りなく感じられることがあります。そうした場合には、一度目を軽く手早く、二度目をしっかり時間をかけて、という二段階の洗い方が有効です。ただし、二度洗いをすると当然ながら使用量が増え、一本あたりの持ちは短くなります。この点はコスパを考えるうえで無視できない要素なので、後の章で改めて触れます。
もう一つ、乾かし方についても触れておきましょう。洗い方をどれだけ丁寧にしても、そのあとの乾かし方が雑だと仕上がりの印象は変わってしまいます。まずタオルドライですが、ゴシゴシこすらず、タオルで挟んで押さえるように水分を吸わせるのが基本です。次にドライヤーですが、髪から15〜20センチほど離し、同じ場所に熱が集中しないよう動かしながら当てます。根元から乾かして、毛先は最後に、というのが基本の順番。最後に冷風を当てると、キューティクルが落ち着いてまとまりやすくなると言われています。
- 濡れた髪をそのまま放置すると、キューティクルが開いた状態が続き摩擦の影響を受けやすくなります
- 高温のドライヤーを一箇所に当て続けるのは避けましょう
- すすぎ残しは、においやかゆみにつながることがあります
- トリートメントを頭皮につけすぎると、重さやべたつきの原因になる場合があります
トリートメント・ヘアオイルとの併用について
MY HONEY REMEDYはシャンプー単体でも使えますが、同ラインのハニーケアトリートメントと組み合わせることを前提に設計されている面があります。というのも、シャンプーの洗浄が穏やかである分、髪の表面を整える働きはトリートメント側に多くを委ねる構成になっているからです。実際、シャンプーだけを使った場合と、シャンプーとトリートメントを組み合わせた場合とでは、乾かしたあとの手ざわりに差が出やすいという声が多く見られます。
トリートメントの容量は190gで、シャンプーの250mLと比べるとやや少なめです。これは、トリートメントを中間から毛先中心に使うことを想定しているためと考えられます。使用量の目安としては、ショートで1プッシュ弱、ミディアムで1〜2プッシュ、ロングで2〜3プッシュといったところ。多すぎると重さが出やすいので、少なめから始めて調整するのがおすすめです。なじませたあとは、粗めのコームでとかすと均一に行き渡り、少ない量でも満足感が得やすくなります。
さらに、同ラインにはヘアオイル「ザ ハニーオイル ブレス」も展開されています。オイルの使いどころは主に二つあり、一つはタオルドライ後、ドライヤーの前につけて熱から髪を守る目的。もう一つは、乾かしたあとに少量を毛先になじませて、まとまりとツヤ感を出す目的です。両方使う場合は、それぞれ少量ずつにするのがコツ。特に細い髪の方は、つけすぎると重さでボリュームが出にくくなるので、手のひらに広げて余った分を毛先に、くらいの感覚が適量です。
使用感と香りのリアルなところ
カタログスペックだけでは伝わらないのが、実際の使用感です。まずテクスチャーについて。手に取るとはっきりとしたとろみがあり、一般的なシャンプーよりも粘度が高いことがすぐにわかります。この粘度のため、そのまま髪につけると一箇所に集まりやすく、全体に行き渡りにくい。手のひらで少しお湯を加えて伸ばしてから使うと、格段に扱いやすくなります。この一手間を知っているかどうかで、使用量にも仕上がりにも差が出ます。
泡立ちについては、正直なところ高級アルコール系のシャンプーのようなもこもことした豊かな泡にはなりません。細かめで密度のある泡が、控えめに立つという感じです。これは洗浄成分の設計上、当然の結果です。泡立ちの良さを洗浄力の指標だと考えている方には物足りなく映るかもしれませんが、泡の量と洗浄の質は必ずしも比例しません。むしろ、泡が控えめだからこそ指の腹で頭皮を丁寧に洗う意識が生まれる、という側面もあります。
香りについては、多くの口コミで高く評価されているポイントです。はちみつを思わせるやさしい甘さで、人工的な強い香料の印象は控えめ。洗っている最中にふわっと立ち上がり、乾かしたあともほのかに残ります。ただし香りの好みは完全に個人差の領域です。甘い香りが得意でない方や、香水など他の香りを日常的に使う方にとっては、この点が評価を下げる要素になる可能性もあります。こればかりは実際に試してみないとわからない部分でしょう。
洗い上がりの感触としては、すすいでいる最中から髪にぬるつきに近いとろみが残るような感覚があり、これを「うるおいがある」と受け取るか「流しきれていない気がする」と受け取るかで印象が分かれます。しっかりすすげば残ることはありませんが、慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。乾かしたあとは、しっとり寄りでありながら重すぎない、というバランスに落ち着くことが多いようです。
メリットとして挙げられる点
ここまでの内容を踏まえて、MY HONEY REMEDYの良さとして評価できる点を整理します。ただし、これらはあくまで設計思想と一般的な使用感からの評価であり、すべての方に同じように当てはまるわけではないことを前提としてお読みください。
- 生はちみつ20%という高い配合率で、素材の存在感がはっきり感じられる処方になっている
- 界面活性剤の力だけに頼らない設計のため、洗い上がりが穏やかで乾燥が気になる方に向きやすい
- ベースの水に海洋深層水を100%使用するなど、中身の大部分を占める部分まで意図が通っている
- はちみつを思わせる香りが評価されており、毎日のバスタイムの満足感につながりやすい
- 詰め替え用が用意されているため、気に入った場合に続けやすい環境がある
- シャンプー・トリートメント・ヘアオイルとラインで揃えられ、仕上がりの方向性を統一しやすい
特筆すべきは、コンセプトが明快であることです。市場には「なんとなく良さそう」なシャンプーが数え切れないほど並んでいますが、そのなかで「生はちみつを20%配合し、その酵素で洗う」という一点に絞ったメッセージは、使う側にとっても理解しやすい。何をどう良くしようとしている製品なのかがわかるということは、自分に合うかどうかを判断する手がかりになるという意味で、実は大きな価値です。
また、母体が生はちみつの専門店であるという点も、信頼という観点では意味を持ちます。化粧品向けに調達した原料を使うのではなく、食品として扱ってきた素材をそのまま化粧品に持ち込んでいる。この構造は、原料に対する理解の深さという点で他社と差がつきやすい部分です。もちろん、それが製品としての優位性に直結するかは別の話ですが、少なくともブランドの一貫性という点では説得力があります。
デメリットと注意しておきたい点
良い点だけを並べるのはレビューとして誠実ではありません。ここでは、購入前に理解しておくべき懸念点を率直に整理します。実際、これらの点を知らずに購入して「思っていたのと違った」と感じるケースは少なくありません。
- 価格帯が高めで、ドラッグストアの製品と比べると継続には一定の予算が必要になる
- 泡立ちが控えめなため、整髪料を使った日には二度洗いが必要になることがある
- 二度洗いをすると使用量が増え、一本あたりの持ちが想定より短くなる場合がある
- はちみつを思わせる甘い香りが、好みに合わない方もいる
- はちみつ由来の成分を含むため、はちみつにアレルギーのある方は使用を避ける必要がある
- 洗い上がりのとろみ感を「すすぎ残しでは」と感じる方もいる
- 皮脂の分泌が多い方には、洗浄が物足りなく感じられる可能性がある
なかでも重要なのがアレルギーの点です。はちみつを高配合している製品である以上、はちみつに対してアレルギーをお持ちの方は使用を控える必要があります。また、はちみつアレルギーの自覚がなくても、初めて使う化粧品はどれでも同じですが、腕の内側などで試してから本格的に使い始めるのが安全です。頭皮に赤みやかゆみが出た場合は、使用を中止して皮膚科などにご相談ください。なお、乳児にはちみつを与えてはいけないという話がありますが、これは経口摂取の話であり、化粧品としての使用とは文脈が異なります。とはいえ、小さなお子さまへの使用を検討される場合は、念のため製品の注意書きをご確認ください。
コスパの問題も現実的な課題です。二度洗いが習慣になると、250mLのボトルの消費速度は想定の1.5倍から2倍近くになる可能性があります。詰め替え用の活用や、整髪料を使わない日は一度洗いにするといった工夫で調整はできますが、購入前に「毎月いくらまでなら続けられるか」を考えておくことをおすすめします。この点については次のコスパ検証の章で数字を使って整理します。
他のシャンプーとの比較で見えてくる立ち位置
MY HONEY REMEDYが自分に合うかどうかを判断するには、他のタイプと並べて考えるのが有効です。以下の表は、代表的なシャンプータイプとの比較です。あくまで一般的な傾向を整理したものであり、個々の製品によって差があることはご了承ください。
| 比較軸 | MY HONEY REMEDY | アミノ酸系一般 | 高級アルコール系 | 石けん系 | クリームシャンプー |
|---|---|---|---|---|---|
| 泡立ち | 控えめ | 控えめ | 豊か | クリーミー | ほぼ立たない |
| 洗浄力 | 穏やか | 穏やか | しっかり | しっかり | 控えめ |
| 洗い上がり | しっとり・とろみ | しっとり | さっぱり | さっぱり・きしみ | しっとり・重め |
| 価格帯の目安 | 高め | 中〜高 | 低〜中 | 中 | 中〜高 |
| カラーとの相性 | 比較的良い | 比較的良い | やや落ちやすい | やや落ちやすい | 比較的良い |
| 香りの個性 | はちみつ調で強め | 製品による | 製品による | 石けん調 | 製品による |
| 皮脂が多い方 | やや不向き | ふつう | 向く | 向く | 不向き |
| 乾燥が気になる方 | 向く | 向く | やや不向き | 不向き | 向く |
この表から読み取れるのは、MY HONEY REMEDYがアミノ酸系に近い立ち位置にありつつ、香りとテクスチャーで明確な個性を出している製品だということです。つまり「穏やかに洗いたい」というニーズを満たすだけならアミノ酸系の選択肢は他にもたくさんあるなかで、はちみつという素材の存在感と香りの心地よさに価値を感じるかどうかが、選ぶ理由になるということ。逆に、機能面だけを見て価格を抑えたいなら、他にも選択肢はあるというのが率直な評価です。
また、皮脂の分泌が多く、夕方には頭皮のべたつきが気になるというタイプの方には、この製品は必ずしも最適とは言えません。そうした方は、洗浄力がしっかりしたタイプを選んだうえで、洗ったあとの保湿で調整するというアプローチのほうが合いやすい場合があります。自分の頭皮のタイプを見極めることが、遠回りに見えて実は近道です。
髪質別に見た向き・不向き
同じ製品でも、髪質によって感じ方は大きく変わります。ここでは代表的な四つの髪質について、MY HONEY REMEDYとの相性を整理します。
くせ毛・うねりが気になる方
くせ毛の広がりは、髪の内部の水分バランスの偏りや、空気中の湿気の影響を受けやすいことが背景にあります。うるおいを保ちやすい設計のシャンプーは、乾燥による広がりに対しては相性が良い傾向があります。MY HONEY REMEDYはこの点で向きやすいタイプと言えるでしょう。ただし、くせそのものの形が変わるわけではありません。あくまで「乾燥によるパサつきや広がりの印象を落ち着かせやすい」という範囲での話です。トリートメントやオイルとの併用でさらにまとまりの印象は整いやすくなります。
細い髪・ボリュームが出にくい方
細い髪の方にとって、しっとり系のシャンプーは注意が必要なカテゴリです。うるおいを与える成分が髪に残ることで、根元が寝てしまい、ボリュームが出にくく感じられることがあるからです。MY HONEY REMEDYは重すぎない仕上がりとはいえ、しっとり寄りであることは確かなので、使用量を控えめにする、トリートメントは毛先だけにとどめる、といった調整が必要になる場合があります。ドライヤーで根元を立ち上げるように乾かすと印象が変わりやすいので、乾かし方も合わせて見直すとよいでしょう。
硬い髪・多い髪の方
髪が硬く量も多いタイプの方は、しっとり系のシャンプーとの相性が良いことが多いです。うるおいが加わることで髪の表面が落ち着き、まとまりの印象が整いやすくなるためです。MY HONEY REMEDYはこのタイプの方には比較的向きやすいでしょう。ただし髪の量が多いぶん使用量も増えるため、コスパの面での負担は大きくなります。詰め替え用の活用を前提に考えたほうが現実的かもしれません。
カラー・パーマを繰り返している方
カラーやパーマを繰り返している髪は、内部の状態が変化しやすく、乾燥やパサつきが気になりやすい傾向があります。穏やかに洗うタイプのシャンプーは、こうした髪の状態に対して負担が少ないという点で相性が良いとされます。また、洗浄力が穏やかなシャンプーはカラーの色持ちという点でも比較的良い傾向があるとされています。ただしこれも「色が落ちない」という意味ではなく、あくまで相対的な傾向の話です。
悩み別のアプローチを考える
髪質という切り口とは別に、「今どんなことが気になっているか」という悩みの切り口からも整理しておきましょう。悩みごとに、シャンプーに期待できる範囲と、他の手段で補うべき範囲が変わってきます。
乾燥・パサつきが気になる場合
もっともMY HONEY REMEDYの設計思想と噛み合うのがこの悩みです。乾燥によるパサつきは、髪の内部の水分が保たれにくくなっていることや、表面のキューティクルが乱れて水分が逃げやすくなっていることが背景にあります。うるおいを残しやすい洗浄設計と、はちみつ由来の保湿成分の組み合わせは、この方向のアプローチとして理にかなっています。あわせて、ドライヤーの温度を下げる、洗い流さないトリートメントを取り入れるといった対策も並行すると、印象の変化を感じやすくなるでしょう。
広がり・まとまりにくさが気になる場合
広がりの原因は複数ありますが、乾燥に由来するものであれば、うるおいを補う方向のケアが有効なことが多いです。一方で、髪の量が多いことや毛量のバランスによる広がりの場合は、シャンプーだけでは限界があり、カットなどの物理的な調整のほうが効果的です。自分の広がりがどちらのタイプなのかを見極めることが、無駄な買い物を減らすことにつながります。梅雨時期など湿気の多い季節に強く出る広がりは、乾燥由来である可能性が高いとされています。
においが気になる場合
頭皮のにおいは、皮脂の酸化やすすぎ残しが関係していることが多いとされます。この場合に必要なのは「洗浄力の強いシャンプーに変える」ことよりも、まず「洗い方とすすぎ方を見直す」ことです。予洗いを1〜2分しっかりおこない、指の腹で頭皮を丁寧に洗い、すすぎに十分な時間をかける。これだけで印象が変わるケースは少なくありません。そのうえで洗浄が物足りない場合は二度洗いを取り入れる、という順番が現実的です。MY HONEY REMEDYの香りは、においが気になる方にとってはプラスに働く要素にもなります。
頭皮のかゆみ・つっぱりが気になる場合
洗ったあとに頭皮がつっぱる感じがしたり、時間が経ってからかゆみが出たりする場合は、洗浄が強すぎる可能性があります。この場合、穏やかな洗浄設計のシャンプーに切り替えることで印象が変わることがあります。MY HONEY REMEDYはこの方向の選択肢の一つになりえます。ただし、かゆみや赤みが続く場合は自己判断せず、皮膚科などの専門機関にご相談ください。化粧品でできることには範囲があります。
年代別に考えるヘアケアの優先順位
髪の状態は年齢とともに変化していきます。20代の悩みと40代の悩みは質が異なるため、同じ製品でも評価が変わるのは自然なことです。
20代のヘアケア
この年代はカラーやパーマなどのおしゃれを楽しむ機会が多く、その分だけ髪への負担も蓄積しやすい時期です。一方で、髪そのものの状態は比較的良好なことが多いため、悩みが表面化しにくいという特徴もあります。この時期に大切なのは「これ以上負担を増やさない」という視点です。洗浄が穏やかなシャンプーを選ぶことは、将来への投資という意味を持ちます。ただし予算面では制約があることも多いため、詰め替え用を活用するなど工夫が必要になるでしょう。
30代のヘアケア
仕事や家庭で忙しくなり、ケアに時間をかけられなくなる方が増える年代です。同時に、髪のうねりやツヤの変化を感じ始める方も出てきます。この時期に有効なのは「毎日必ずやる工程の質を上げる」というアプローチ。つまりシャンプーを見直すことです。特別なケアを追加するより、必ずやることの中身を変えるほうが、忙しい生活のなかでは続けやすい。MY HONEY REMEDYのような日常使いの製品で底上げを図る考え方は、この年代と相性が良いと言えます。
40代以降のヘアケア
髪の乾燥やハリの変化を感じる方が増える年代です。うるおいを保つ方向のケアの重要性が高まる一方で、ボリュームが出にくくなることへの配慮も必要になります。しっとり系のシャンプーを使いつつ、根元は軽く仕上げるという二方向のバランスが求められる時期です。トリートメントを毛先中心にとどめる、ドライヤーで根元を立ち上げるように乾かすといった調整が、より重要になってきます。
季節ごとにケアを変えるという考え方
髪が置かれる環境は季節によって大きく変わります。同じ製品を一年中同じように使うのではなく、季節に応じて使い方を調整するという発想を持っておくと、満足度が上がりやすくなります。
季節ごとに製品そのものを変えるという方法もありますが、同じ製品でも使用量や二度洗いの頻度、トリートメントの量を調整するだけで、かなりの部分は対応できます。特に夏と冬では髪と頭皮の状態がまったく違うので、同じ使い方を続けるほうがむしろ不自然です。「今の季節に合っているか」を意識するだけで、ケアの精度は上がります。
やりがちなNG洗髪を振り返る
良い製品を使っていても、洗い方の習慣が原因で満足度が下がっているケースは意外と多いものです。ここでは、多くの方がやりがちなNG習慣を挙げていきます。心当たりがないか、確認してみてください。
- 熱いお湯で洗っている。42度以上のお湯は必要な皮脂まで落としやすくなります
- 予洗いを数秒で済ませている。ここが短いと洗浄成分の負担が増えます
- シャンプーを原液のまま頭にのせている。一箇所に集中し、洗いムラの原因になります
- 爪を立ててゴシゴシ洗っている。頭皮に負担がかかり、かゆみの原因にもなります
- すすぎが短い。洗った時間より短いすすぎは、残留のリスクが高まります
- トリートメントを頭皮までつけている。べたつきや重さの原因になります
- 濡れたまま寝ている。摩擦の影響を受けやすく、翌朝のうねりにもつながります
- タオルでゴシゴシこすっている。押さえて水分を吸わせるのが基本です
- ドライヤーを近づけすぎている。15〜20センチは離しましょう
- 毛先から乾かしている。根元から乾かすほうが効率的で、毛先の乾かしすぎも防げます
これらのうち、いくつ当てはまったでしょうか。すべてを一度に直そうとすると続きませんので、まずは一つか二つ、取り組みやすいものから変えてみるのがおすすめです。特に「予洗いを1分以上」と「すすぎを長めに」の二つは、道具も追加費用も必要なく、今日から実践できます。この二つだけでも、洗い上がりの印象は変わってくるはずです。
よくある誤解を解いておく
シャンプーをめぐっては、広く信じられているものの、実は正確ではない情報がいくつかあります。ここで整理しておきましょう。
誤解1「ノンシリコンなら髪に良い」
シリコンは髪の表面を覆って手ざわりを整える成分で、それ自体が髪を傷めるものではありません。ノンシリコンが流行した背景には、シリコンが頭皮の毛穴を詰まらせるという説がありましたが、これは科学的に十分な根拠があるとは言えません。ノンシリコンかどうかは、髪への良し悪しではなく「どんな仕上がりを好むか」の問題です。軽い仕上がりが好きならノンシリコン、しっとりまとまる感触が好きならシリコン入り、という選び方が実態に即しています。
誤解2「泡立ちが良いほどよく洗える」
泡の量と洗浄の質は必ずしも比例しません。泡立ちは洗浄成分の種類や配合量、水の硬度、髪の汚れ具合など複数の要因で決まります。むしろ、泡が控えめなシャンプーのほうが、指の腹で頭皮を丁寧に洗う意識が生まれやすいという側面もあります。泡立ちを重視しすぎると、洗浄力の強い製品に偏りやすくなるので注意が必要です。
誤解3「毎日洗うと髪に悪い」
日本の気候と生活環境を考えると、多くの方にとって毎日洗うことは合理的です。汗や皮脂、外気の汚れが蓄積したまま就寝するほうが、頭皮環境には好ましくありません。重要なのは洗う頻度ではなく、どう洗うか。穏やかな洗浄設計のシャンプーで丁寧に洗うなら、毎日でも問題ないと考えるのが一般的です。
誤解4「高い製品ほど良い」
価格には原料費だけでなく、パッケージ、広告宣伝費、流通経路などさまざまな要素が含まれています。高価格帯の製品が良い原料を使っている傾向はありますが、価格と自分への適合度は別問題です。自分の頭皮タイプに合わない高級品より、合っている中価格帯の製品のほうが満足度が高いということは十分にありえます。
生活習慣と髪の関係
髪の状態はシャンプーだけで決まるわけではありません。むしろ、日々の生活習慣が土台をつくっているという見方のほうが実態に近いでしょう。ここでは、髪と関わりの深い生活習慣を整理します。
まず食事です。髪の主成分はケラチンというたんぱく質で、その材料はアミノ酸です。極端な食事制限でたんぱく質が不足すると、髪の材料そのものが足りなくなる可能性があります。また、亜鉛や鉄などのミネラル、ビタミンB群も体づくり全般に関わる栄養素として知られています。特定の食品を大量に摂れば良いという話ではなく、主食・主菜・副菜のバランスを整えることが基本です。
次に睡眠です。身体の回復は睡眠中に進みます。慢性的な睡眠不足は身体全体のコンディションに影響しますし、髪もその一部です。時間の長さだけでなく、質も重要とされています。就寝前のスマートフォンの使用を控える、就寝時刻をなるべく一定にするといった工夫が、結果的に髪の状態にも関わってきます。
そしてストレスと血行です。強いストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、血行にも影響が出ると言われています。頭皮の血行が滞ると、髪をつくる部分への栄養供給という観点で好ましくありません。適度な運動、湯船に浸かる習慣、頭皮のマッサージなど、血行を意識した行動を日常に取り入れる価値はあります。シャンプーのときに指の腹で頭皮を動かすように洗うことも、その一環と考えられます。
コスパを冷静に検証する
ここまで何度か触れてきた価格の話を、数字を使って整理しておきましょう。シャンプー250mLで税込4,389円前後という参考価格をもとに計算します。なお価格は販路や時期によって変動しますので、あくまで目安としてお読みください。
計算の前提を示します。一回の使用量を3mL、一日一回の使用とすると、250mLで約83回分。一日一回使うとして約83日、およそ2.7か月ということになります。4,389円を83回で割ると、一回あたり約53円。ひと月30日で計算すると約1,590円です。この数字を見て「意外と現実的」と感じるか「やはり高い」と感じるかは、人それぞれでしょう。

ただし、この計算には注意点があります。二度洗いを日常的におこなう場合、消費量は単純に増えます。仮に週の半分を二度洗いにすると、一本の持ちは83日から60日程度に縮み、ひと月あたりの負担は2,200円前後になる計算です。髪の長い方はさらに使用量が増えるので、この数字はもっと大きくなります。トリートメントも併用するなら、合計の月額はさらに上がります。購入前にこの現実的な数字を把握しておくと、あとから「思ったより早くなくなる」と感じることを避けられます。
コストを抑える方法としては、詰め替え用の活用がもっとも効果的です。詰め替えは本体ボトルより単価が抑えられているのが一般的で、続けるなら選ばない理由はほとんどありません。また、整髪料を使わなかった日は一度洗いにとどめる、予洗いを丁寧にして洗浄の負担を減らす、といった工夫も地味に効いてきます。手のひらでお湯を加えて伸ばしてから使うだけでも、必要量は変わってきます。
口コミの傾向を両面から見る
実際に使った方の声には、公式情報だけではわからない実態が含まれています。ここでは、公開されている口コミ情報から見えてくる傾向を、良い点と気になる点の両面から整理します。個々の感想は個人の体験であり、すべての方に当てはまるものではないことを前提にお読みください。
好意的な声に多い傾向
もっとも多く見られるのが香りへの評価です。「はちみつのやさしい香りが好き」「バスタイムが楽しみになった」といった声が目立ちます。次いで、洗い上がりのしっとり感を評価する声。「洗ったあとにつっぱらない」「乾燥する季節でもパサつきにくくなった気がする」といった感想が見られます。また、テクスチャーの独特さを楽しんでいる方も一定数いて、「とろみのある使い心地が他にない」という評価もあります。
気になる点として挙げられる傾向
もっとも多いのが価格に関する指摘です。「良いけれど続けるには高い」「サロン系と比べても安くはない」といった声が見られます。次に多いのが泡立ちと二度洗いに関するもので、「二度洗い推奨のため減りが早い」「泡立ちが物足りない」という感想があります。また、仕上がりについて「サロン系のシャンプーと比べると普通に感じた」という冷静な評価も見られます。香りについても、好きな方が多い一方で「甘さが強い」と感じる方もいるようです。
これらの傾向を総合すると、MY HONEY REMEDYは「コンセプトと香りに共感できて、価格を許容できる方には満足度が高い製品」だと言えそうです。逆に、機能面のコストパフォーマンスを最優先する方や、さっぱりした洗い上がりを好む方にとっては、他の選択肢のほうが合う可能性があります。この見極めが、購入して満足できるかどうかの分かれ目になるでしょう。
ヘアケア用語ミニ辞典
製品を比べるとき、用語の意味がわかっていると判断の精度が上がります。よく出てくる言葉を簡単にまとめておきます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 界面活性剤 | 水と油をなじませる働きを持つ成分。シャンプーでは汚れを包んで洗い流す役割を担います |
| キューティクル | 髪の表面を覆ううろこ状の層。整っていると光を反射しツヤの印象につながります |
| アミノ酸系 | アミノ酸を由来とする洗浄成分の系統。穏やかな洗浄力が特徴です |
| 高級アルコール系 | 化学構造上の分類。価格ではなく分子構造を指す用語で、洗浄力が高めです |
| ベタイン系 | 低刺激性が高い洗浄成分の系統。他の成分と組み合わせて使われます |
| 生はちみつ | 採蜜後に加熱処理をおこなっていないはちみつ。酵素などが保たれた状態とされます |
| 海洋深層水 | 水深200m以深から汲み上げた海水。水温が低く安定し、ミネラルを含むとされます |
| ノンシリコン | シリコン系成分を含まない処方。仕上がりの好みの問題で、良し悪しではありません |
| 予洗い | シャンプーの前にぬるま湯で髪と頭皮を流す工程。汚れの多くはここで落ちます |
| 二度洗い | シャンプーを二回おこなう洗い方。一度目は軽く、二度目を丁寧にするのが基本です |
| アウトバストリートメント | 洗い流さないタイプのトリートメント。オイルやミルクなどがあります |
| パッチテスト | 使用前に腕の内側などで反応を確認する方法。初めて使う製品では有効です |
よくある質問15問
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まとめ:MY HONEY REMEDYはどんな一本か
ここまで、MY HONEY REMEDYのハニーケアシャンプーとトリートメントについて、ブランドの成り立ちから成分設計、使い方、他タイプとの比較、コスパ、口コミの傾向まで、幅広く見てきました。あらためて整理すると、この製品は「生はちみつを20%配合し、その酵素の働きを洗浄の一部として活かす」という明確な設計思想を持った、個性のはっきりした一本だと言えます。
向いているのは、乾燥によるパサつきが気になる方、洗ったあとに頭皮がつっぱる感じが苦手な方、そしてはちみつの香りに心地よさを感じる方です。素材へのこだわりに共感でき、価格を許容できるのであれば、毎日のバスタイムの満足感という点でも投資に見合う体験が得られる可能性が高いでしょう。詰め替え用が用意されている点も、続けやすさという意味で評価できます。
一方で、皮脂の分泌が多くさっぱりした洗い上がりを求める方、泡立ちの豊かさを重視する方、そして機能面のコストパフォーマンスを最優先に考える方にとっては、他の選択肢のほうが満足しやすいかもしれません。二度洗いによる消費量の増加も、現実的に考慮すべき要素です。この記事では良い点も気になる点も並べてきましたが、それは「誰にでも合う製品はない」という当たり前の前提に立っているからです。
最後にもう一度お伝えしておきたいのは、シャンプーを変えることは、ヘアケア全体を見直すきっかけにすぎないということです。洗い方、乾かし方、食事、睡眠。これらが少しずつ寄与して、髪の印象はつくられていきます。製品選びはその一要素であり、同時に、毎日必ずおこなう工程だからこそ影響範囲が広い要素でもあります。この記事が、ご自身に合う一本を見つけるための材料になれば幸いです。
最後に
この記事でご紹介した価格や仕様は、すべて公開時点での参考情報です。化粧品は改良によって処方が変更されることがありますし、価格やキャンペーンの内容も時期によって変わります。実際に購入を検討される際は、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。また、本記事の内容は特定の効果を保証するものではなく、髪や頭皮に異常を感じた場合は使用を中止し、専門機関にご相談いただくようお願いいたします。
— Life & Beauty Media 編集部


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